『春っぽい』で、1.6万件の実績画像から見つかる

課題
案件を受けた制作担当は、過去の実績を社外の画像共有サービスと自分の記憶から探し、提案書をゼロから作っていました。社内にも検索サイトはあるのですが、決まった単語しかヒットせず、雰囲気を表す言葉では探せないため、次第に使われなくなっていました。データも、社内の検索サイト、外付けのハードディスク、個人のパソコンやメールに散らばっています。提案書や見積、デザインデータが、その什器に紐づいていませんでした。
サービス概要
「春っぽいやつ」とだけ入れると、社内に眠っていた1万件を超える過去実績から候補が出てきます。店頭に置く什器(陳列棚やカウンター)のデザイン・制作会社と一緒に、実績の画像を言葉と画像で探せるデータベースに作り替えています。
ソリューション
抽象的な言葉が、そのまま検索語になる
「かわいい」「高級感」「20代女性向け」といった言葉で什器の画像を探せます。入力した言葉をAIが関連する語まで広げ、厳密に探すか広く探すかはスライダーで調整できます。ぴったりの検索語を思い出す必要がありません。

見つけた1枚から、辿って広げる
参考にしたい画像を1枚アップロードすると、似たものが並びます。その中の1枚を選ぶと、また関連する画像が出てきます。どこを通ってきたかが残るので、「もう少し高級感を」と言われたら、途中まで戻ってそこから広げ直せます。

登録の手作業を、AIが肩代わりする
画像を入れるとAIがタグを推定し、担当者は確認して直すだけになります。過去の分にさかのぼって付けるところは、まず数百件で試した結果をお見せしてから、全件に広げるかを決める段取りです。管理部門の手作業に頼っていた登録が滞らなくなり、実績が貯まり続けます。

導入効果・まとめ
画像資産を、言葉で探せる
1万件を超える過去の実績を対象に、言葉と画像で探す仕組みを作り、検証まで終えました。散らばったデータを1つの入口に集める本番の切り替えと、提案書の本文まで検索できるようにする部分は、このあとの工程です。それでも「あの案件に似たやつ」を社外のサービスで探していた制作担当が、自社の実績の中から先に見つけられるようになります。
