パッケージデザインの初稿が、その場で並ぶ

課題
デザイン担当3名で、月20点前後、全700点以上のパッケージ表示を扱っていました。案づくりに1件あたり3〜4時間、印刷用の版下づくりにさらに2〜3時間。版下は、届いたExcelの表示原稿を見ながら文字を打ち込み、テンプレートに合わせて手で配置し、バーコードも自分で作って貼るという作業です。加えて、先発品に近い色にしつつ、近すぎると識別性を欠く、という相反する制約がありました。
サービス概要
後発医薬品メーカーのデザイン部門向けに、パッケージのデザイン案を生成AIでまとめて作り、印刷会社へ渡す入稿データまで用意する構想を、画面で示しました。表示内容の正確さは品質管理部が作る原稿を正とし、AIは案出しと組版を担う役割分担です。
ソリューション
先発品を起点に、複数案を一度に出す
先発製剤の画像を読み込ませ、形状・含量・表現・色調・案の数を指定して、デザイン案をまとめて生成します。生成AIの偶然に任せるのではなく、要素の組み合わせとして作るため、方向性を指定したうえで案を並べられます。

表示原稿から、入稿データへ
個装箱の6面展開・PTPシート・ボトルラベルの各テンプレートに決定した案を流し込み、品質管理部が作るExcelの表示原稿を取り込みます。バーコードの生成や見当合わせの色調整まで含めて、印刷会社へ渡せる形式で出す構成です。

出す前に、過去の事例と突き合わせる
市場からの要望や、これまでのヒヤリハット事例、似た薬剤と照らし合わせ、見分けやすさ・読みやすさの観点で確認が要る点を示します。担当者の記憶と検索に頼っていた確認を、案ごとに必ず通る工程にする狙いです。
期待できる変化
制約の多い商品のデザイン案を量産できる
半日がかりだったデザイン案づくりと版下づくりを、並んだ案から選んで整える作業に寄せます。文字情報は品質管理部がつくる表示原稿を正とするため、AIが表示内容そのものを書き換えることはありません。初回の商談の当日に、この画面をお見せしました。
